初心者向けのなだらかな百名山・霧ヶ峰。
まさか、夏の霧ヶ峰で撤退を余儀なくされるとは……!
登山初心者ファミリーの我が家を襲った自然の厳しさ。
その猛威に文字通り震えた、夏山登山の一部始終をお伝えします。
霧ヶ峰とは?
長野県にある日本百名山の一座。
初心者向けの山として知られ、最高峰の車山山頂へはリフトを乗り継げば、徒歩わずか5分でアクセスできます。
当初の計画
リフトを乗り継いで車山山頂に登り、そこから「車山乗越(車山のっこし)」を経由して「蝶々深山(ちょうちょうみやま)」へ縦走する予定でした。
悪天候への備え
8月の登山とはいえ、山頂は肌寒いだろうと予測し、以下の防寒・雨具をしっかり準備していました。
- 登山用レインウェア(上下)
- フリース
- ウインドブレーカー
いざ、子どもと初リフトへ!

「リフトに乗ってみたい!」という子どものリクエストに応え、車山スカイパークのリフトを乗り継ぐコースを選択。
小2の我が子は最初「怖い、怖い……!」と言いつつも、難なく乗ることができました。
ただ、高さがあって長さもあり、すでに霧が立ち込めていたため、この時点ですでに肌寒さを感じていました。
山頂へ。そして訪れた極寒の試練

リフトを降りて5分ほどで山頂に到着。
しかし、霧は冷たい雨へと変わり、強風が吹きすさぶ中で辺りの景色が一変します。
あわててウインドブレーカーの下にフリースを着込み、レインウェアを羽織りました。
雨はあっという間に土砂降りに。子どもも「寒い、帰る……」と泣き出す始末です。
車山山頂の標識をチラッと拝むのがやっとで、私たちはその場で撤退を決めました。
「今、冬――?!」
子どものこの言葉が、今でも頭から離れません。
真夏なのにフリースとレインウェアを着込み、ガタガタと凍えている姿は、どう見ても冬でした。
凍えながらの下山と、大きな反省
再びリフトを乗り継いで下山することに。
ここで大きな後悔がひとつ。「レインウェアの上だけ」しか羽織っていなかったことです。
レインパンツを履かなかったため、ズボンが雨でびしょ濡れに。
「寒い、寒い……!」と芯から凍えながら、長いリフトに揺られるハメになりました。
車に戻り、乾いた衣服に着替えたときの温かさは、今でも忘れられません。
自然の厳しさに触れて
事前の天気予報では、複数の登山用予報を見比べて「曇り・風強め(まあまあ登れるB判定)」を確認していました。
「多少の霧が出るくらいで、ハイキングならいけるだろう」と思い込んでいただけに、まさかここまでの大雨と強風に見舞われるとは思いませんでした。
まさに、山の厳しさを思い知る一日となりました。
唯一の救いは、フリースやレインウェアなどの防寒着をしっかり持って行っていたこと。
「山の天気は変わりやすい。備えは本当に大事だ」と痛感した経験でした。
散々だったけれど、無事に帰れてよかった……! トホホ……。












